アサヒビールKIDSプロジェクト・思い出絵画教室

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おかちゃんのお絵かき拝見
第12回「少しづつ少しずつ、ゆっくりでいいね」 児童絵画研究家・おかちゃん
『思い出絵画教室』を始めてから3年。初めて参加した頃は幼児さんだった子どもたちも、今では小学生になっています。
大人は子どもたちにいろいろな期待や要求をするもので、早くいろいろなことができるようになってほしいと願います。
すぐに結果を求めたり、効果を期待したりしがちです。

『思い出絵画教室』で出会ったさまざまな子どもたちと過ごした3年間は、いろいろなことを勉強させてもらいました。
子どもたちはそれぞれのペースで、確実に成長していきます。子どもによっては、それがあまりにも長い時間をかけた成長だったために、誰にも気づかれない場合もあります。あるときにふと、そういえば、「こんなことができるようになっていたんだ」と驚かされることがあったり・・・。

『思い出絵画教室』に参加をするSくんも、多動気味の性格のせいか、なかなか絵を描くことに集中できませんでした。気持ちや興味が、次々にめまぐるしく変わっていくからです。
それでも回を重ねるうちに、自分の描きたいことに集中して、最後まで作品を仕上げようとする意志が出てきました。
Sくんを見ていると、Sくんなりのスピードで、ゆっくりと成長していることがわかります。

少しずつ、少しずつ、ゆっくり、ゆっくりでいいと思います。
ちょっとずつ、ちょっとずつ、時間をたっぷりかけて、子どもは成長していっていいと思うのです。 そうやって獲得したものは、きっとその子にとって財産になると思います。


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