「思い出絵画教室」に参加をする子どもたちは、下は2歳から、上は12才くらいまでの年令の子どもたちが参加をしています。
幼稚園に入る前の幼児さんたちも、たくさん参加をしてくれています。
今はもう、施設の先生たちもあたりまえのように見守ってくださっていますが、最初は誰もが「こんなに小さい子たちに絵の具を与えて、絵を描けるのだろうか」と疑問に思うようです。
でも、「思い出絵画教室」で幼児さんたちが楽しそうに筆を振り回して絵を描く姿を見ると、誰もがそんなことは杞憂だったと気がつきます。
まだ美術教育の洗礼を受けていない幼児だからこそ、自由にのびのびと、何の制約も受けずに思いっきり表現できるのです。
むしろ、小学校の高学年になると、なかなか自分を出せずに、のびのびと表現することが難しくなっていきます。
この「思い出絵画教室」でも、例外ではありません。
「自分の描きたいものを自由に描いていいよ」と言われて、だからこそ戸惑い、何を描けばいいのか躊躇する子どもたちが何人かいます。
初めのうちこそもの珍しさからいろいろ体験してみても、なかなか次のステップ、自己表現へは進んでいかないのです。
身についた美術教育の殻はなかなか破れそうにありません。
そういう子どもたちにどうやってアプローチをし、楽しく表現してもらうか、それが今後の「思い出絵画教室」の課題だと思っています。
思春期のモヤモヤを思いっきりぶつけて、今日は野獣派になって表現してみようとか、
抽象表現で自分の心を表現してみようとか、
子どもたちが楽しく遊べるようなアプローチをいろいろと考えていきたいと思います。
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