「思い出絵画教室」も2回目とあって、教室の雰囲気にすっかり慣れてしまった子もいました。
その上、前回よりたくさんの子どもたちが参加してくれて(しかも、元気いっぱいの子どもたちばかり)、ちょっとばっかり、落ち着かない雰囲気になってしまったかな?
エキサイティングしてしまう子どもたちが多かったように思います。
それでも、描き始めるとどんどん描いてくれる。
なんと一番多く描いた子は、22枚も描いてくれたのです!すごいですねー。
そういえば、教室の準備をしているときも、もう待ちきれない様子の子どもたちが何人かやって来て、自分たちも手伝いたくてしかたがない様子。
興味津々でスタッフの作業を見つめて、見ているだけではあきたらず、お手伝いと称して見事に邪魔をしてくれます。
でもね、そういう子は、絵画教室が始まるやいなや待ちかねたように描き始めて、もうパワー全開って感じ。
何を描こうか、という迷いは彼らには無縁のようです。
自分の心のおもむくまま、色を選び、筆を走らせます。
そして、ある程度満足すると、今度は自分のイメージを絵に書き始めます。
そういう子を見ていると、好奇心旺盛な子どもには、絵を自由に描かせることがとってもむいているなぁと思います。
でも、集中力は長くは続かないので、描く事から心が離れてしまったらおしまいにさせた方がいいですね。今回はエキサイティングしすぎてしまいました。
それでも、ちょっとワンパクがすぎたり多動だったりする子どもは、とってもいい絵を描くなぁ。
きっと自分に正直だからなのでしょう。
かえって、ものわかりがよくって、おとなしい子どもの方が、何を描いたらいいのか自分で決められないようなところがある。
キャラクターを借りて自分を表現することも多いみたいです。
今回とても感心したのは、自由に描いているうちに筆を振ると絵の具が飛び散ることを発見した男の子がいました。
その子は、わざといろいろな色をつけて紙の上で筆を振りました。
これって立派な技法というか、テクニックなのですが、それを誰からも教えられないのに自分で発見してしまったところがすごい!
またたくまに教室中でブームになり(前回の手形と同じですね)、皆が競ってやり始めました。
おもしろかったね〜。でもね、後片付けはたいへんだったんだよ。
子どもの絵は不思議です。
絵を通してその子を見ると、まったく違う面が見えてくることもあります。
だからこそ、子どもの絵は技術やテクニックだけでは判断できないのです。その子が表現したいこと、したかった事に共感してあげることが大事なのだと思います。
絵画教室が終わったあと、後片付けを最後まで手伝ってくれた女の子が言いました。
「楽しかった。ほんとに楽しかった。こんなに楽しかったお絵かきって初めてだよ」
そういえば、施設の先生方も言ってくださいました。
「とにかく、絵画教室のある日を楽しみにしているようで」
う〜ん、スタッフ冥利につきるというものです。
また会おうね、みんな♪ |