アサヒビールKIDSプロジェクト・思い出絵画教室in札幌

アサヒビールKIDSプロジェクト・思い出絵画教室(札幌)
子どもたちの作品はこちらから
アサヒビールKIDSプロジェクト『思い出絵画教室』は、アサヒビール社員ボランティアが、養護施設の子どもたちとともに絵を描いて遊ぶことを目的とした社会貢献です。
こどものエコムのスタッフも、協力をしています。 東京での活動が好評のうちに3年目を迎え、今回、あらたに札幌でも活動を開始することになりました。
北海道での『第1回思い出絵画教室』のもようを、児童絵画研究家・おかちゃんがご報告します。
広い敷地内に、ゆったりとした建物が並ぶ札幌市内の養護施設で、第1回目の『思い出絵画教室』が開催されました。
施設側が用意してくれた場所は、これもまた広々とした体育館。(体育館の設備があるというのが、さすがは北海道。他の地域の養護施設からは、うらやましいという声が聞こえそうです)
広々とした理想的なスペースで、子どもたちは思いっきりのびのびと、普段では体験できないお絵かき体験をすることができたと思います。
こどものエコムのお絵かき教室は、太い筆とドロドロの絵の具で、自分の思ったとおりに自由に表現してもらうことが特徴です。それによって、子どもたちの気持ちが晴れ晴れと解放されることが目的なのです。
最初のうちは、参加した子どもたちのほとんどが、戸惑いや遠慮を感じていたようです。
クレヨンや色鉛筆で、静かにいつもどおりの絵を描いて遊ぶ子どもがたくさんいました。けれども、元気のいい男の子たちが、太い筆を使って思いっきり画用紙に気持をぶつけていくのを見て、やがてその輪が広がっていきました。戸惑いつつも筆を手にし、何度も何度も挑戦していくうちにどんどん気持ちが解放されて、のびのび・ワクワクの絵に変わっていきます。絵の具のドロドロは、子どもたちにとって、ほんとうに魅力的な画材のようです。五感に訴えるものがあるようです。
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おかちゃん 特に、まだ形をうまくとらえることが絵だという認識が生まれていない(美術教育の垢にまみれていない)幼児たちは、すぐにその魅力に気がつき、たくさんの意欲的な作品を生み出してくれました。楽しそうに絵の具を画用紙に塗りつける幼児たちの姿は、いつ見てもこちらをワクワクさせます。小学生になっても、中学生になっても、美術教育の垢にまみれず、このような自由な表現を楽しんでもらいたいと強く思います。
今回、札幌での『思い出絵画教室』の特徴は、中学生や高校生がたくさん参加してくれたことです。思春期のモヤモヤこそ画用紙に思いっきりぶつけて解放してもらいたいと、常日頃から思っている私としては、これはたいへんうれしいことでした。回を重ねるごとに彼らがはじけて、とんでもない作品を生み出してくれることを期待しています。
また、札幌の教室の子どもたちの描いているようすを見て感じたことは、施設の環境がゆったりとしているせいか、子どもたちの気持ちにゆとりが感じられたことです。
自分の心に潜む暴力的な気持ちを作品にぶつける子ども(これはけっして悪いことではなく、むしろ描いて発散するという意味でいいことなのです)が、ほとんどいなかったということです。楽しんで絵を描き、遊ぶ。そんなほのぼのとしたものを今回のお絵かき教室では強く感じました。

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