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| No.16 |
3びきのコブタのほんとうの話
(岩波書店) 文:ジョン・シェスカ 絵:レイン・スミス 訳:いくしま さちこ
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3びきのコブタのお話は、知っていますよね?
誰もが小さいときに、一度くらいは読んだり、あるいは聞いたことのあるお話ではないでしょうか。
−3びきのコブタがそれぞれ、わらと木とレンガで家を作りました。
そこへ悪いオオカミがやってきて、「ふふふのふ〜っ!」とわらの家と木の家を次々とふきとばし、中にいたコブタを食べようとします。
2ひきのコブタは弟の作ったレンガの家に逃げこみました。
オオカミはレンガの家も
「ふふふのふ〜っ!」とふきとばそうとしますが、レンガの家はびくともしません。
それどころか、力を合わせた3びきのコブタにまんまとやられてしまいました。
めでたし、めでたし。
−と、こういうお話です。
ところが、このもっともよく知られたお話のうらに、かくされたほんとうのことがあったとしたら?
それが、この『3びきのコブタのほんとうの話』です。
「だれでも3びきのコブタの話は知ってる。いや、知ったつもりになってる。
だれもほんとうのことは知らない。なぜって、おれの言いぶんを聞いたやつはひとりもいないからさ」
今は刑務所の中にいるオオカミが、ぜひ、みんなに聞いてもらいたいと真実を語ります。
オレが悪いオオカミだなんて、とんでもない。
すべてはくしゃみとさとうのせいなんだ・・・
オオカミの語る真実に、どうぞ耳をかたむけてあげてください。
読み終わったあとで、あなたの中でオオカミへの気持ちが変わるかも?(^^)
ユニークで楽しいお話もさることながら、絵がまたすばらしい絵本です。
さし絵としてだけでなく、ひとつひとつが完成されたイラストレーションとして楽しめます。
遊び心もいっぱいで、見るたびに新しい発見があるかもしれません。
もちろん、このお話を読む前に、もしも『3びきのコブタ』のお話を子どもが知らない場合は、そちらから読んであげることをお薦めします。
その方がずっと楽しめますから。
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