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| No.12 |
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どうぶつニュースの時間(おはなしパレード)
(理論社) あべ弘士
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大人でトクしたな、って思うことのひとつに、パロディがわかること、ってのがあります。
だてに歳はとってない(笑)。
いろいろな情報、知識の積み重ねがなきゃ、パロディは楽しめませんからね。
センスのいいユーモアやパロディを楽しむために、子どもの頃からいろいろな情報を手に入れておくのがいいでしょう(^^)。
そこで「ニュースの時間」です。
まもなく7時です。動物ニュースが始まります。アナウンサーの森野こりすさんと、解説員の黴原<かびはら>さん(すごい名前だね〜)の案内で、今日もDTVでは動物ニュースが放送されています。
今日の一番ニュースは、飛行機のハイジャック事件。
なんでも犯人はヤマアラシで、凶器は「ヤマアラシのハリ」。さっそく解説員の黴原さんは、
「だから金属探知機に引っかからなかったのですね。考えましたね」とコメントしてます。
結局、機長のワニの有川さんの顔を見て、恐くなった犯人がおとなしくつかまり事件は無事、解決したそうです。
そのあともニュースが続き、三つ子のワニの「金さん、銀さん、銅さん」が、オリンピックの開かれるシドニーを訪れバンジージャンプを楽しんだ話題、大相撲ナゴヤ場所の話題(千代鼠が猫ノ里に、猫だましで勝った他)、イワトビさんの南極から中継で送る『日本全国あしたの天気』などなど、盛りだくさん。
途中のコマーシャルでは、大根なら『たくわん』に、大豆なら『納豆』に、何でも輸送中に加工する、お得な亀の宅配便を宣伝しています・・・
遊び心いっぱいの、とっても楽しい絵本。
子どもはもちろん、親世代にもうけます!
作者のあべ弘士さんが、動物園のお仕事をしていたことは有名ですが、さすがに動物の特徴を捉えるのがユニーク。どの動物たちも愛嬌たっぷり。それでいて媚びていない。ひたすらマイペースで存在しているところがとってもいいのです。
子どもたちって、こういうパロディやユーモアには目がないですからね。
お気に入りの一冊になりそうな、そんな絵本です。
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