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| No.7 |
| 「わたしのワンピース」(こぐま社) 絵・文:にしまき かやこ |
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我が家の目の前は、桜並木が続いています。
この季節、桜吹雪の中を歩いていると昔乙女のおばさんとて何だかロマンチックな気持ちになるものです。
見上げると、水色の空とうす桃色の桜の花のコントラストがあまりにも清々しくきれいで、思わず胸が弾みます。
桜の花びらをあびながら、一冊の絵本のことを思い出しました。
空からふってきた真っ白なきれで、うさぎさんはワンピースを作ります。
できあがったワンピースを着て、うさぎさんは散歩に出かけました。
お花畑を歩いていると、あら、不思議!
真っ白なワンピースは、花もようになっちゃった。
花もようになったワンピースを着て歩いていると、雨がふってきました。
するとあら不思議、ワンピースはみずたまもようになっちゃった!
みずたまもようになったワンピースを着て、今度は草原を散歩します。
ワンピースはくさのみもようになりました。
くさのみもようになったワンピースに、小鳥さんたちがたくさん、集まってきましたよ。
どうなってしまうのかしら・・・。
つぎからつぎへと、お散歩の途中で出会ったものがワンピースのもようになっていく不思議な絵本。
驚きの展開に心はワクワク、子どもたちの五感を刺激してくれます。
繰り返しのリズムカルな文章も心地いいけれど、何といってもシンプルな線と色で描かれた絵がステキ!
初版から何十年たっても色あせないセンスのよさはさすがです。
男の子も楽しめる絵本ですが、特に女の子がいるお母さんは一度はお子さんと楽しんでもらいたい絵本です。
この絵本が大好きだった子どもがお母さんになって、今度は自分の子どもに読んであげている方もきっと多いはず。
私は、この絵本に出会ったときは心からあこがれました。
「ああ、女の子のお母さんがうらやましい!」
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